サワディカップ。クロガネです。
つい先日までタイに一週間くらい行ってました。
移動は基本Grab。日本でいうGOタクシー。
めちゃ安い。
スマホで場所も指定できるからめちゃ便利。
ただ、なかなか捕まらないこともあり
目の前を通るのがタクシー代わりのトゥクトゥク。
これって日本のタクシーと違って、
基本値段交渉なんですよね。
「ここまで行きたい」
って言うと、
「300バーツ」
みたいな。
で、当然のようにふっかけてくる。
ぶっちゃけ交渉がだるいから乗りたくない。
でも、
今回Grabが全然来なくて、
乗らざるえないケースが何回かあって
仕方なく乗ったんです。。
交渉はこんな感じ
例えば、ここまで行きたいというと
「300バーツ」って言われたので
「100バーツなら乗る」って言ったら、
「無理無理、300」って返される。
ちなみにタイ都市部の平均月収は約2万バーツ
単純計算で普通のリーマンが1日稼ぐのは1000バーツ。
300バーツが30分ほどの移動で稼げていい額ではないのはわかるでしょう。
(Grabで車使っても130バーツでしたしね、、)
なので、
「じゃあいいわ」って歩いてその場を離れたんですよ。
そしたら、
しばらくして、追っかけてきて
「100でいいよ」って。
いや、いけるんかい。
って話。
値段って、意外と決まってない
タイってこういうの結構あるんですよね。
お土産屋も値段書いてなかったりするし、
宝石屋にも行ったんですけど、
4500バーツの商品をちょっと渋ってたら、
「4000でいいよ」ってなりました。
500バーツ差。
日本円にしたら2000円ちょい。
普通にでかい。
で、こういうことを何回かやってて思ったんですけど、、
値段って思ってるより決まってないんですよ。
少なくとも、
『相手が最初に言った値段=絶対』ではない。
日本って全部決まりすぎてる
日本で生活してると、
ほとんどのものに値段があります。
コンビニ行っても、
服買っても、
飯食っても、
タクシー乗っても、
「これいくらです」
って最初から決まってる。
めちゃくちゃ便利。
いちいち頭使わなくていいし、
毎回値段交渉とかしてたら普通にだるい。
なのでこの仕組み自体はかなりありがたい。
ただ、、
便利すぎることで使わなくなる能力もあるなと思いました。
それが、
自分で評価すること
と、
自分の希望を主張すること
です。
値段が決まってると、評価を他人に任せる
例えば、
「これは5000円です」
って言われたら、
僕らは5000円の商品として受け取ります。
買うか買わないかは考えるけど、
「いや、これは3500円くらいじゃね?」
みたいに自分で値段をつけることってほぼない。
要するに、
評価を最初から他人に任せてるんですよね。
相手が5000円と言った。じゃあ5000円。
それで話が終わる。
一方で値段交渉があると、
相手が300と言ってても、
本当に300なのか?
相場はいくらなのか?
自分ならいくら払うのか?
を考える必要がある。
僕も最初、
「トゥクトゥク交渉で100バーツとか言うの図々しいかな」
って若干思いました。
日本人だなと思いました。
なのでAIに相場聞いたりして、
「あ、別に無茶なこと言ってるわけじゃないな」
って自分の認識を更新してました。
ここ大事だと思っていて、
別に自分の評価だけ信じろって話じゃないんですよ。
それやるとただの痛いやつです。
相場300なのに、
「俺は10だと思うから10!」
とか言っても、知らんがなで終わります。
そうじゃなくて、
相場や事実を見た上で、自分でも評価する。
これがまず第一歩。
これ、仕事も一緒じゃね?
仕事の評価もそうだと思います。
上司が
「あなたの評価はBです」
って言ったら、そのまま
「あ、自分はBなんだ」
で終わる人って結構いると思います。
でも、
本当にBなのか?
何をやったのか?
どれだけ成果出したのか?
どこまで責任持ったのか?
市場で見たらどうなのか?
って、
自分でも一回評価した方がいい。
僕は自分の評価については、
かなりアピールします。
これやりました。
この成果出しました。
ここまで担当してます。
なのでこの評価は欲しいです。
って普通に言います。
もちろん、全部通るわけじゃないです。
でも、
相手の評価だけで自分の価値を完結させる必要もない。
と思ってます。
主張しないと、相手の言い値で決まる
これって値段も仕事も同じで、
自分で評価しただけじゃ足りないんですよね。
最後は主張しないといけない。
「100なら乗る」
「この金額ならやる」
「この評価は欲しい」
「この条件なら受ける」
って言わないと、相手からしたら分からない。
主張しなかった結果、相手の条件で決まったとしても、
そりゃそう。何も言ってないんだから。
日本って、
主張強い人を見ると
「図々しい」
「がめつい」
みたいに感じやすい気がするんですけど、
その空気に慣れすぎると、ただ相手の言い値を受け入れる人になります。
それは普通にもったいない。
便利な仕組みは、使わない能力を弱らせる
今回タイで感じたのは、、
便利な仕組みって、僕らの負担を減らしてくれます。
でも、
負担を減らす代わりに、使わなくなる能力もある。
値段が決まってる世界では、
自分で価値を評価しなくてもいい。
交渉しなくてもいい。
主張しなくてもいい。
だから、その筋肉を使わなくなる。
別に毎回値切れって話じゃないです。
そんなの普通にだるいので。
ただ、
提示された条件をそのまま正解だと思わない。
一回自分でも評価する。
相場や事実を見る。
その上で、
自分の希望をちゃんと口にする。
それだけでも、かなり違うと思います。
タイでトゥクトゥクに100バーツで乗りながらそんなことを思いました。
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