#哲学

深みをつくる「経験 × 時間 × 思考量」の法則について

「人として深い男になりたい」

そう思った時に、
とにかく色んな経験をすればいいと思う人は多い。

旅行する。

恋愛する。

仕事で挑戦する。

いろんな人と会う。

もちろん全部大切。

だが残酷な事実として、

経験が多いだけでは
人としての深みは出ない。

ての深みは、

「経験 × 時間 × 思考量」。

この3つの掛け算で作られる。

まず「経験」。

これは実際に自分の身体を使って、
感情が動いた出来事のこと。

恋愛する。

失恋する。

仕事で成功する。

大失敗する。

知らない土地へ行く。

今まで会ったことのない人と関わる。

本を100冊読むより、
自分自身が当事者になった1回の経験の方が
強烈に残ることもある。

深みを作るための「材料」が経験。

次に「時間」。

経験した直後は、
感情が強すぎて物事を客観的に見れない。

例えば振られた直後なら、

「なんで俺が」
「相手が悪い」

くらいしか考えられないこともある。

でも半年、1年経つと、

自分も相手に求めすぎていた。

愛情を伝えていなかった。

仕事ばかりで相手を見ていなかった。

と、違う角度から見えることがある。

時間が経つことで、
感情と事実を切り離して見られるようになる。

そして最後が「思考量」。

これが一番大切だと思ってる。

同じ出来事を経験しても、

「最悪だった」

で終わる人もいれば、

なぜ起きたのか。

自分に何が足りなかったのか。

相手は何を感じていたのか。

次はどうすればいいのか。

そこまで何度も考える人もいる。

例えば仕事で失敗した時も、

「上司がうざかった」

で終われば、
経験はただの嫌な思い出になる。

でも、

なぜ怒られたのか。

自分の確認不足だったのか。

伝え方に問題があったのか。

同じミスを防ぐには何を変えるのか。

ここまで考えれば、
失敗が仕事の判断基準に変わる。

つまり、

経験=材料

時間=経験を見る角度を増やすもの

思考量=経験から意味を抽出する作業

この3つが揃った時に、

ただの出来事が
自分の価値観に変わる。

だから、

経験が多い人が
必ずしも深いわけではない。

一つの失恋について
何年も考えてきた人の方が、

100人と浅い恋愛をした人より
恋愛について深いこともある。

俺自身、

恋愛も仕事も人間関係も
かなり失敗してきた。

でも失敗の数そのものが
今の自分を作ったわけじゃない。

何度も思い返して、

「あれは何だったんだろう」

と自分なりの答えを探してきた時間の方が大きい。

経験する。

時間を置く。

考える。

そしてまた経験する。

この繰り返しで、

考え方。

人への接し方。

言葉。

顔つき。

少しずつ全部に奥行きが出てくる。

深い男になるために、
特別な人生を送る必要はない。

大切なのは、

自分に起きた出来事を
そのまま通り過ぎさせないこと。

どれだけ経験して、

どれだけ時間をかけて向き合い、

どれだけ自分の頭で考えたのか。

それが、

「経験 × 時間 × 思考量」の法則。

鷹平

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